14年目の終わりに

朝霞西で5年、新座柳瀬で9年の演劇部生活。
本当に人との巡り合わせに支えられてきました。

顧問初年度から見守り続けてくださってきたnatsuさんや坂戸の小父さんをはじめとする方々には感謝しかありません。また、特に「らしさ・あるべき戦争」真っ最中、大会の結果がままならない時期に「君は全国大会を目指すべきだ」と熱く応援してくれた先生や、いつも楽しい作品だったと感想を聞かせてくださった先生(考えてみればお2人とも突然、演劇部になってしまった方々ですね)をはじめ、ストレートに面白かったと伝えてくれた先生方には感謝しきれません。

そして、最近の3年。さすがに宮城に行ってからは「こんなものは演劇ではない」的なことは言われなくなりました。逆にいえば、それまではわりと普通にそういったことを言われていたわけですが、最近になって手のひらを返した方(その自覚もない方)も多くおられます。僕は執念深いので、そういう方々は控えめにいって信用しません。僕の対応が冷たいと感じている方はかつて僕の地雷源を歩いた可能性がありますので、諦めてください。

2016年の中央発表会から大きく歯車は動き出し、関東大会、みやぎ総文と進んでいく間に今度は県外に沢山の知り合いができました。良かったことは作品を観て頂くタイミングと知り合うタイミングがシンクロしていたこと。単純に人見知りなので、何もないところで社交的に振る舞うことは苦手ですが、作品を観て頂けたことで興味を持って頂けたことは幸いでした。

今日、福山からの帰り道。色々なことを考えていました。

高校演劇サミット2016で精華さんと甲府南さんと出逢い、2017年度中に『愛もない青春もない旅にでる』と『山梨オープン』で発表会をご一緒できた。鳥頭先生の情熱とナカムラ先生の博識に触れることができたことは貴重な体験でした。みやぎ総文で出逢った明誠学院さんと徳島市立さんと『ふくやま高校生春の演劇フェスティバル』で再び発表会をご一緒できた。螺子頭先生の観客を楽しませたいという心意気と村端先生率いる徳島市立の相変わらずのハイ・クオリティに触れ、もっと頑張らねばと気持ちを新たにできました。

そして、これから、さが総文では同じ原作の長良さん、ウチの演劇部の針路を変えた佐賀東さんとご一緒させて頂く。そういう機会を得ることができているのは幸運なこと。それ以外にもきっと沢山の出逢いが待っているに違いない。

この幸運を噛みしめつつ、15年目に入ります。

あとで悔いることのないよう、全力で1年を走り抜けます。

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